やがて来るそれぞれの交差点
診断士の受験生支援活動としてやっていたタキプロも、
当代としてはこの間が名実ともに最後でして。
いよいよ次の代へ引継ぎ、と相成りました。
なぜこの活動をやってきたかと言えば、
診断士に受かって間もないころのこと、
取るにはとったけど、果てさてどうしようかなあと思っていたなか、
診断士1年目セミナーなるものに行ってみまして。
そこで、何となく面白そうだな、楽しそうだな、
それに今(1年目)しかできないのならば、やってみようかな、
という本当に軽いノリ、というかそんな大したことのない動機で飛び込んでみたというのが正直なところ。
それが、隔週で土曜日しょうもない内容のブログを書くことになったり、
受験生向けのセミナーでパネラーやプレゼンさせてもらえたり、
手作りで勉強会をみんなでやったり、
とても素敵で狂おしく愉快な飲み友達、もとい畏友に巡り合えたり、
企業内診断士としてトップランナーともいうべき活躍をされている方とお近づきになれたり、
それがご縁で実務従事のお話をいただいたり、
本当に楽しく有意義な1年間でした。
とはいえまあいろいろあったんだけどね
普通に会社で仕事してやってただけでは絶対に経験できなかったであろう、多くのモノ・コト・ヒトに巡り会えました。そのなかで、自分の未熟さや無知を痛感させられたり、またいろんな人のいいところを分も取り入れようと考えて、やるようになりました。
そういうことを通して、自分の価値観も少なからず変わりました。
さて、タイトルに戻って。
実は、GLAYの「BELOVED」のサビなんですけどね。
ともあれ、診断士合格から1年経って、同期合格者みんなの進む道も本当に様々。
元々独立してて、診断士取得を機にさらにその道を究める人、
コンサルタントとしての道を突き進む人、
独立を志し着々とまっすぐに歩を進める人、
本業と企業内診断士以外にもプロボノ活動に生きがいを見つけ勤しむ人、
同じ企業内で診断士資格を武器にさらなる高みを目指す人、
はたまた転職に成功した人、また活動中の人、
などなど。
本当に、十人十色です。
同期合格者の活躍は、いい刺激になります。
さて、自分はというと、一番最後に当てはまるのでしょうか。
というわけで、絶賛転職活動中です。
この春はある意味、人生何年かぶりの正念場。
上手くいくよう、頑張ります。
この間受けた
TOEICの結果が返ってきまして。
後半のリーディングで時間配分ミスってしまい若干気落ちしていたので、
正直期待していなかったのですが。
スコアは、690 でした。
決して良いとは言えませんが、
正月明け約3週間で突貫工事でぶち込んだこと、
学生時代以来約10年ぶりに受けたこと、
時間配分ミスってリーディングで稼げなかった分リスニングで8割取れたこと
等々を勘案すれば、
そこまで悲観するスコアでもないのかなと。
とはいえ、とりあえずのメルクマールにしてた730に届かなかったのはやはり、悔しくはあります。
それにしても、なんでこんな変態な点数を取るかねえw我ながらある意味関心する(´・ω・`)
とりあえず、課題は明確なのでそこのところを認識して2週間後のリベンジマッチに臨みたいと思います。
企業内診断士が診断士協会に入る意義
時には(?)、診断士ネタで。
実務補習や実務従事を終えて所定の条件を満たしたら、いよいよ診断士として登録するわけになるのですが。
ところで、中小企業診断士の世界にも中小企業診断協会という業界団体(?)がございまして。
弁護士会や税理士会と違って入会は任意ですが(そういう意味では医師会に近い)、診断士の世界では先輩診断士との人間関係で仕事をもらうことが非常に多いことから、独立診断士としてバリバリされる方は仕事をしていくうえで事実上入会は必須と言えます。
一方、ワタクシのような勤め人診断士にとってはどうなのか。
結論から言えば、ペーパードライバーではなく診断士資格をフルに活用して行きたいというのであれば、入る価値はあると思います。
確かに、年会費は都道府県にもよりますが年間3万〜5万程度かかりますし、入会金も3万かかります。このご時世、勤め人にとってははっきり言って小さくない額であります。また、協会活動にしても勉強会や研究会に行くにも周り知らん人ばかり、大して面白そうな分野もないなんてこともあると思います。
これらに対してワタクシの考えは、以下の通りです。
年会費について言えば、安いとは言いませんがは相当に高いとも言えないでしょう。
例えば、自分が入っている大阪府協会であれば年間45,000円ですが、これを月換算すると3,750円。
会社の人間との無駄な飲み会を一回我慢すれば、十分に捻出できる額でしょう。また、月1万近く、あるいはそれ以上に使っている携帯代を見直して安いものに切り替えれば、これも十分に捻出できます。
まあ、飲み会はコミニュケーションの場でもありますし、携帯代も個人の楽しみやいろんな事情がありますので、一概に言えるものでもありませんが、費用面についてはクリア可能と言えるでしょう。
続いて、協会活動について。
何か興味のある研究会に入ってみたらいいと思います。最初、知り合いもいないのに行くのは確かに勇気が要りますが、それが大事です。一歩を踏み出す勇気が何事も重要です。
研究会はたいていその分野についてはそれなりに勉強して知識を持っている診断士がいるはずですし、そういう人にいろいろ聞いてみたら面白いのではないでしょうか。
また、いろんな分野の人が集まっているので、多様な視点、考え方を身につけることも可能ですし、社外のネットワークが広がり、複線的な人間関係を構築することも可能です。研究会ではテーマを決めて発表を求められる場面もあるかと思いますが、人にわかりやすく説明する訓練をするいい経験にもなります。
加えて言えば、そういうところで議事録や資料の作成など、小さなところから引き受けて積み重ねることにより、信頼を得ることに繋がります。すると、「あの話はあいつに任せようか」という話にもなってきます。
そうなればしめたもの。診断士としての場数を踏み、戦闘能力は着実にアップして行くことでしょう。
ってまあ、自分は入ったばかりでまだまだこれからなのですがね(笑)
ともあれ、診断士としてやって行く意欲があるのであれば、企業内診断士が診断協会に入ることは大いに意味のあることと言えるでしょう。
高級金曜日
プレミアムフライデー、明日から始まりますね。
何でも、月末の第四金曜日はみんなで早帰りをしましょうと。
理念自体は、なかなかに気高いと思います。
でも現実は、ねえ。。
どう考えたって、月末の金曜なんて商売やってるところなら普通、月末の数字の詰めに追われてるはず。
そいで、ワタクシみたいな出来の悪い(元)営業マンなら、上司の恫喝、もとい指導に半泣きになりながらあたふたしてるわけですよ。
当然、職場もそんなものはなく。
これほど現実と乖離してて、勤め人をイラッとさせる政策も、珍しいのではないかと言うくらい。
地域振興券やプレミアム商品券とは違った意味でピントがずれてる気がします。
いやまあ、それらもあまり消費喚起には寄与しなかったけど、買い物代くれるだけ多少は、ね。
実質賃金が下がっているなか、本当に消費喚起したいなら、勤め人(特に若い人、家庭持ちの人)の賃金をもっと弾んであげるべきで、その原資を出すための生産性向上であるべき。
働き方改革をするのであれば、全従業員に対して法定の有給休暇を完全取得させることを法律で義務付ける、それが出来ない事業者にはペナルティー(大企業ほど厳しく)を課すくらいのことをしないと、意味がない。
こんな姑息なことやってもねえ、という感じですな。
それはそれとして、明日が金曜日なのは嬉しいですけどね。
鉄則というか。
まずは目の前の仕事に全力で取り組み、
情熱を持ってやり切ること。
それなしにその先の展開は開けないし、
それができない人はいつまで経っても三流のまま。
たとえ出来てるように見えても必ずボロを出す。
それは、診断士だからどうだとかいうのではなく。
至極当たり前のことではあるのですが、他山の石として。