高級金曜日
プレミアムフライデー、明日から始まりますね。
何でも、月末の第四金曜日はみんなで早帰りをしましょうと。
理念自体は、なかなかに気高いと思います。
でも現実は、ねえ。。
どう考えたって、月末の金曜なんて商売やってるところなら普通、月末の数字の詰めに追われてるはず。
そいで、ワタクシみたいな出来の悪い(元)営業マンなら、上司の恫喝、もとい指導に半泣きになりながらあたふたしてるわけですよ。
当然、職場もそんなものはなく。
これほど現実と乖離してて、勤め人をイラッとさせる政策も、珍しいのではないかと言うくらい。
地域振興券やプレミアム商品券とは違った意味でピントがずれてる気がします。
いやまあ、それらもあまり消費喚起には寄与しなかったけど、買い物代くれるだけ多少は、ね。
実質賃金が下がっているなか、本当に消費喚起したいなら、勤め人(特に若い人、家庭持ちの人)の賃金をもっと弾んであげるべきで、その原資を出すための生産性向上であるべき。
働き方改革をするのであれば、全従業員に対して法定の有給休暇を完全取得させることを法律で義務付ける、それが出来ない事業者にはペナルティー(大企業ほど厳しく)を課すくらいのことをしないと、意味がない。
こんな姑息なことやってもねえ、という感じですな。
それはそれとして、明日が金曜日なのは嬉しいですけどね。